admin / 2019年7月4日

フロントロウ2019年春夏メンズコレクション

ビルケンシュトックの魅力は、セックスと健康の融合」リック・オウエンス interview

「今はグラムに傾いてるんです」。Birkenstockとのコラボ第2弾のローンチのさい、リック・オウエンスはこう明言した。「自分自身、文化や自然の衰退については苦々しく思ってるし、力ずくで楽天主義に傾かせてるって感じですね。元気出そうよ、って」

2019年春夏メンズコレクションでは、フロントロウに色付きスモークを垂れ流し、異世界を思わせる印象的なかたちのスポーツウェアを提示。同シーズンのウィメンズコレクションでは、サバイバルウェアに身を包んだパワフルな女性たちにトーチを持たせ、世界に火をつけた。私たちが暮らす世界の混沌とした社会政治への、怒りに満ちたクリエイティブな反抗を表現していたのが、近年のショーだった。

しかし世界が炎に包まれた今、カリフォルニア出身で現在はパリを拠点とする、永遠の独立系デザイナーたるリック・オウエンスの関心は、グラマーと心地よさに見いだせる楽観主義に向いている。最新の2019年秋冬コレクションでは、LaBelle、KISS、グレース・ジョーンズ、ディバインなどをはじめとする名だたるスターのアイコニックなルックを手がけたラリー・ルガスピのストーリーに渦巻く、グラムロックの欲望と悪徳を称えた。そしてリックは今回、抜群の履き心地を誇るBirkenstockのサンダルに、アーキテクチュラルな魅力を加えた。

Rick Owens’s glam Birkenstock sandals
Rick Owens x Birkenstock spring/summer 19. Image courtesy of Birkenstock
マーク・ジェイコブスが手がけ、最近復活を果たしたPerry Ellisの1993年グランジコレクションから、フィービー・ファイロ時代のCélineの2013年春夏コレクションで発表されたファー付きサンダルまで、ゲルリッツ製のBirkenstockサンダルは、これまで何度もファッション界で〈もてあそばれて〉きた。しかし、Rick Owensは違う。彼らにとってBirkenstockは、アーカイブアイテムの刷新も新スタイルの提案も叶える、まさに理想のクリエイティブパートナーなのだ。

「リック・オウエンスはもっとも時代性がある、最後の独立系デザイナーのひとりです」とBirkenstockのCEO、オリヴァー・ライヒェルトはリックを評する。「彼のデザインで、アイコニックなBirkenstockのスタイルが変容する。このふたつのブランドには、当初多くのひとが想定していたよりもたくさんの共通点があったんです」

Clara Deshayes wearing Rick Owens x Birkenstock
Clara Deshayes wearing Rick Owens x Birkenstock spring/summer 19. Photography Olivier Zahm
「ただ単にサンダルを装飾することには興味がない。スパンコールやスタッズをあしらうだけにはとどまりたくない」とリック。「今回私は、個性的なかたちにこだわりました。だからストラップを長くした。これを実現するのがどれだけ大変だったか、みんなには想像もつかないはず。Birkenstockが重要視するのは、何よりもまず安全性。それが彼らの価値観ですし、私はその点で彼らを尊敬しています。そもそもそれこそが、彼らといっしょに仕事がしたいと思ったきっかけですから」

彼が生み出す世界といえば、かたちを変える、抽象的な白昼夢。想像のなかの光の当たらない場所に潜むもの。しかし、リックのベースにはカリフォルニアのヒッピー文化があることを、彼自身が思い出させてくれる。「私たちがいっしょにやることには意味がある」とリック。「私も裸足で履くサンダルは大好きです。Birkenstockにはカウンターカルチャー的な要素もあれば、1960年代のノスタルジーも感じられる。最初は驚きのコラボだったかもしれないけど、わかるひとにはわかったんじゃないかな」

admin / 2019年5月14日

ハットデザイナー・Michiko Uedaによるクール ファム

夏の装いを自分らしく演出する一点物のハット。神田明神のGallery Mで「エム×クール ファム」のイベント開催

ハットデザイナー・Michiko Uedaによるクール ファム(coeur femme)と、ミュベール(MUVEIL)デザイナー中山路子が手掛けるブランド、エム(M)のコラボイベントが、5月17日から19日まで神田明神のGallery Mにて開催される。

「刺繍付きキャノチエ」(3万8,000円)

本イベントでは、昨年の開催時に好評だった両デザイナーよる1点もののコラボレーションハットや、オリジナルハット、ウエアの販売が行われる。

「ベレー帽」(2万5,000円)

今期のテーマに縄文時代を掲げたエム。「Fusion with Sun」とタイトルがつけられた両デザイナーよる1点もののコラボレーションハットには、身近な道具に機能性だけでなく装飾性も兼ね備えた縄文時代に倣い、クルミプリントや、ポンポン、土偶模様の刺繍など、双方のコレクションの特徴を活かした独創的なディテールが施されており、初夏の日差しに溶け込むようなデザインに仕上げられている。

「タッセル付きストローハット」(3万円)

また、上記アイテムの他に、店舗を持たず各地のイベントのみで販売を行う、さじ洋菓子店のお菓子も販売が行われる。

夏の装いをグッと自分らしく格上げしてくれる、世界に一つだけの帽子。是非この機会にチェックしてみて!